☆お父ちゃんと娘の闘病記☆

むぅの父親が石綿肺による間質性肺炎になりました。その他色々呼吸器合併症もあるかも…と精査中。病気の発覚から、現在の状態を記録として残そうと思います。

多彩な病理組織。

こんにちは。

むぅです(*^-^*)


只今、お父ちゃんの病室でアブラを売ってます(笑)


先ほど先生が来られました。

ピレスパの量はしばらくは1日3錠で、との相談でした。

倦怠感と眠気、食欲不振が増強しています。

なかなか動きたがりません…が、さっき、呼吸リハの先生がお迎えに来られたもんで、車椅子で拉致られて行きました(笑)(^w^)


追々ブログには書こうと思っていたんですが、お父ちゃんの間質性肺炎は非常に稀なタイプで、石綿肺に加え、多分夏型過敏性肺炎が合併しているタイプで、他にも何か合併しているかもしれないと言われました。タイプとしては『PPFE』。『PPFE』の中でも病理組織は非常に多彩、症例発表レベルだとの事でした。ステロイドは効かない難治性です。少しでも進行を食い止めるために効くか分からない『ピレスパ』を飲んでいます。


『PPFE』…皆さん、聞いたことありますか?本を見ても、リサーチしてもなかなか詳しい説明が載っていません。

近々、本屋さんで間質性肺炎だけの本を買ってみようと思います。


間質性肺炎…。

一筋縄ではいきませんね…💧

2回目の入院(VATS)。

こんにちは。

むぅです(*^-^*)


準夜明けで只今夜中3時です。

今日一日休んだら、また日勤が始まります(T^T)


さてさて。

ようやくお父ちゃんの2回目の入院のお話です。


気管支鏡の結果もいまいちハッキリせず。

しかし、入院してただけで何となく病態も検査データも落ち着くという不思議な現象…。石綿肺はあるんですよね~💧胸膜プラークがあるから。けれど、どうもそれだけじゃなさそうだ…という雰囲気…。


ドクターカンファレンスでも『原因を突き止める為にもVATSをした方がいいのではないか?』と話が上がったらしく、2016年の9月に入院し、10月初旬にVATSを受けました。生検箇所は4箇所。


OP当日。

むぅは準夜明けでした。9:30にOP室搬入だったため、3時間程しか眠れず、再び病院へ向かいます。

OP着を着たお父ちゃん。担当看護師とお父ちゃんと私の3人で歩いてOP室へ(笑)


私は家族控え室へ案内され、ホッと一息つきます。『さて。寝るか‼』な~んて思っていたその時。

コンコン。

家族控え室のドアを叩く音が…。

OP室の師長さんでした。

『むぅさん!OP、一緒に入らない?心配でしょう?OP着あるから着替えておいで‼』


………。

むぅ………。寝たい………。

………。しかし………。

師長さんの気遣いに応えねばならぬ…。


むむむ………。


一瞬の間が空き……

『えっ⁉いいんですか?私、邪魔になりませんか?』

などと、心にもない言葉が口先からvery easyに出てきましたよ(T^T)


『寝たい。眠たい。ゆっくりしたい。』そんな希望は打ち砕かれ、あれよあれよという間にOP着に着替えてOP室へ入場です(笑)


ですが!

入場したのですが!


むぅの朝の快腸タイムが……‼( ̄□||||!!

入場と共に快腸タイムが……‼( ̄□||||!!


『やばし。やばし。やばし。』


むぅ→『し、師長さん…?お手洗いって行けますか?』


師長→『いいわよ!そこにあるから行ってらっしゃい‼』


と、爽やかに送り出され。

しかしむぅの快腸タイムは、この時に限って酷い荒れ模様(T^T)

血の気が引くほどの腹痛に襲われながらもブツを排出し、脂汗をかきかきお手洗いから出てきた私の顔色は非情に悪かったのでしょう…(笑)

師長さんから『そこの椅子に座ってて!大丈夫?』との優しい声掛けが。

もう一息、優しさを下さい師長さん!と思ったが…『控え室に戻る?』とは言われず(T0T)


顔色も段々良くなる始末。


結局、お父ちゃんのOPに最後まで付き合い、呼吸器に繋がれていた挿管チューブを抜管する時にも何故だかむぅがお父ちゃんの吸引を担当…。

お父ちゃんに声掛けし、麻酔から半覚醒の状態か確認。目が開かないので、手を握り『お父ちゃん!声が聞こえたら手を握り返して‼』などとOP室の看護師さんがするようなことをやらせられ(笑)

麻酔科の先生に『反応あります‼』などと報告し。

『はい、抜管するよ~!』と麻酔科医。

即行、吸引する私💧

自発呼吸を確認しつつ、また吸引💧

SpO2値もその都度でっかい声で報告し。


『よーし!ベッドに移すぞ‼』との掛け声に『行きますよ‼』などと答える私💧

『せ~の‼』ホイっとベッドへ移されるお父ちゃん。


そこでようやく『むぅさん、着替えておいで‼』と言われたのでありました。


OP室には入ったのに、OP後病室に戻ってからは、病棟の控え室で小一時間以上も待たされる私。


『何なの?このギャップは??眠い、眠い、眠い‼お願いだ。早くお父ちゃんの状態を確認してくれぃ‼家族である私を呼んでくれぃ‼OPまで見たんだ‼術後の管理を見るくらい良かろう?しかも、私、外科の経験者‼でなければ帰らせてくれぃ‼』


でした。


続く。

食欲不振と皮膚のヒリヒリ感。

こんにちは。

むぅです(*^-^*)


深夜明けで全身倦怠感がひどい私です(笑)

月に6~8回夜勤のある看護師という仕事。

寿命が短いと聞きます(^_^;)


昨夜の深夜では、丁度休憩時間中(AM4時頃)に2年目の子から呼ばれ『患者さんが痙攣しています‼』との事。

サンドイッチを食べてた私は、口をモグモグさせながら駆けつけます💨

痙攣中の患者さんは、息止めをしていることが多く、案の定唇の色が真っ黒…😥⤵

直ぐに酸素を投与しようとしたところ、口唇色が改善。SpO2も90%台に戻ってきたため投与はせずに、抗痙攣薬を投与しました。

痙攣が治まったのを確認して、また休憩に入りました…。もう一人、痙攣発作を起こしましたからね…。

つ、か、れ、る~。


そんな深夜を終え、10時頃お父ちゃんの病室へ。

呼吸リハに行っているようで、不在。

テレビ見ながらお父ちゃん待ちです。

アクビ連発です(^_^;)

段々ダレて来たところに、お父ちゃんが車椅子をPTさんに押されて帰ってきました。


『おぅ!むぅ!終わったんか?今日は少ししか歩けんやったぁ~。身体が…怠いなぁ、やっぱり。』


こんな会話をしながら “数ヶ月前まで自分で酸素なしで歩けてたのにな…” なんて思ったり…。仕方ないんですけどね‼

一年半前までは一緒に山登りしてたんですけどね…。

『今度、どこ登りに行く?』とか話しながら。

現実とは非情なもんです。

お父ちゃんから仕事を奪い、趣味を奪い、友達を奪い、体力、食欲を奪うんですから…。ひとつずつ、ひとつずつ。。。


深夜明けのむぅ。一旦帰って仮眠をしようとした時。

お父ちゃんが使い始めたばかりのタブレットを私に差し出し、『Sちゃん(初孫)の顔、出してくれる?見たい。』と言いました。あまり自分の気持ちは強がって出さないお父ちゃん。何だか胸にグッと来るものがありました。黙って動画を見せてやると、安心したのか眠り始めました。

私の妹は不妊症で、7年目にしてようやく子供に恵まれました。いわば、むぅ家のアイドルSちゃん。

お父ちゃんが少しでも長く生きていたいと、きつくても頑張って治療薬を飲んでみたいと思わせた、唯一の子。

可愛くて可愛くてたまらないんですね😊

孫パワーとは…恐るべし…デス。ま、私からしても、たった一人の姪っ子なんですけどね😊


さて。

ピレスパを飲みはじめて3日目。

夕方、再びお父ちゃんに会いに行ったむぅ。

副作用のチェックをします。

昨日から下肢の皮膚がヒリヒリするような火照り感が、今朝から食欲不振が出てきたそうです。

顔の皮膚表面の毛細血管が気になりました。少し赤ら顔に見えるような気がしたからです。光線過敏症は大体4~28週で出現と書いてありましたが、実際はきっと細かいところから変化するのではないかと思っています。


夕方、先生が様子を診に来られたらしく、『しばらくは1日3錠でいきましょう。』と言われたそうです。


私の内心はホッとしましたが、お父ちゃんはどう感じたのかな…?


さて、明日もまたお父ちゃんに会いに行きます。夕方から仕事ですけどね~(T^T)