☆お父ちゃんと娘の闘病記☆

むぅの父親が石綿肺による間質性肺炎になりました。その他色々呼吸器合併症もあるかも…と精査中。病気の発覚から、現在の状態を記録として残そうと思います。

摘便。

こんにちは!

むぅです(*^-^*)


えー。その後、妹との冷戦状態は続いています。


今日の記事は『ウ○コ』のお話なので、苦手な方はスルーして下さいね。

先に言っときますよ~( ̄∇ ̄*)ゞ


準夜明けでゆっくり自宅で寝ていた私。

ベッドの中に持ち込んでいるスマホにお父ちゃんから電話が…。


『もしもし?何?』


『お~い!助けてくれぇ~!糞詰まったぁ~(。>д<)浣腸して、浣腸~‼』


『はい?今さ、9時前よ。薬局開いてなかろーもん!』


『へぇっ!?開いてない!?助けてくれぇ!』


『もぉ~‼寝とったのにっ💢💢待っとって💢💢』


と言い、電話を切りました。

お茶だけを飲み、スマホで開いてる薬局を検索。たまたまお正月前だけ9時開店のドラッグストアーが近くにありました。そこで浣腸を調達し、お父ちゃん家に向かいます。


家に着くと、お父ちゃんが椅子に座り『おぉ~…救世主が来た~…。助けて。ウンコが硬い。出らん。』


『ちょっと準備するけん、待って💢じいさんはトイレに行って準備!』


『トイレ?ベッドで浣腸じゃないとや?病院じゃそうしたぜ?』


『そこまで出かかっとるんやろが!浣腸しても意味無いかもしれんけん、まずはみるったい!指入れて!早く!』


『はぁ~い!』


ディスポの手袋を2重に装着し、サラダ油をビニールに少しだけ入れ、浣腸も持参し、トイレに向かいます。


サラダ油を人差し指に付け、滑りを良くして肛門からゆっくり挿入してみます。

痔の手術をしているお父ちゃんは、肛門の伸びが悪いので、指一本入れただけで相当痛むようです。が、よくよく考えると、あの指より太いウンコが出るんで、そんなに痛まないんじゃないかと私は思っています。自ら出すのと外から無理やり入れる事の違いだろうな、と。外から無理やり入れる時、人は構えるので肛門を絞めてしまいます。そこを『ウンコするみたいに力入れて!』と声かけしてる隙に指を入れます(^o^;)


お父ちゃんのウンコちゃん。

そこにいるじゃあーりませんか(>_<)

硬い。

指一本でほぐしながら、お父ちゃんには断続的に腹圧をかけてもらいます。

まずは少しでたところで、お父ちゃんが『後は自分で頑張れそう‼』って言うもんで、コインランドリーへ洗濯しに。待ってる間に近くのコーヒーショップでモーニングをします。

またコインランドリーへ立ち寄り、今度は乾燥機へ放り投げます。で、お父ちゃん家へ。


まーだトイレにいるじゃありませんか(*_*;


『むぅ!ちょっと!出しきらん‼出して!』


また先程の準備をし、摘便です。

『まだまだあるなぁ。そんなに硬くないんやけど、出しきらんのやろうねぇ…』と心の中で思いながら摘便。

粘土のような便の中に、硬いのが混じってます。その硬いのをほぐします。

少しだけまた出ました。


『もう、一旦休む!体力がもたん!』


『ハイハイ。じゃ、よく尻を洗って出てきて。』


と言い、むぅもトイレから解放です。

10分しても15分してもお父ちゃん、出て来ません。

何しよるんやろ?と思っていたところでお父ちゃんからの叫び声。


『むぅーーーーーー!!!!!!拭いても拭いてもクソが付くから、もう頑張るーーーーーー!!!!!!もう一度出してーーーーーー!!!!!!』


『はぁ!?マジで、ジジィはどんだけだよっ💢』


また同じ準備をしてトイレへ向かう私。


『あのさ、腹圧弱いけん、手で左の下腹押して!行くよー!』


奮闘すること10分ほど…。

ようやく出ました。

ようやくお父ちゃんの出産が終わりました。

確認の為、もう一度直腸に指を入れます。


ハイ。ウンコありません!

出産、完了です!


臭かったぁ~。じいさんのウンコ臭が私に染み付いてる気がしてなりません💧


じいさんには下剤、緩下剤の飲み方を再度指導しました。


本当、何度も何度もよくウンコと闘ってくれますこと。

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