☆お父ちゃんと娘の闘病記☆

むぅの父親が石綿肺による間質性肺炎になりました。その他色々呼吸器合併症もあるかも…と精査中。病気の発覚から、現在の状態を記録として残そうと思います。

遠くの妹。

こんにちは!

むぅです(*^-^*)


今日は妹と姪っ子が帰省してきました。


で、お父ちゃんは意識障害がありながらも『娘と可愛い孫が来る!』というのは頭の何処かにあるのでしょう。


そわそわが止まらない…(-""-;)

呼吸苦も少し感じている時に、異常行動です。最初は『トイレをする』と言っていたのに、幻覚が見えたのか私を押し退け、ふらつく足元でリビングへ。


TVが流れていましたが、それを見ながら『ククク。面白い。長嶋とか、色んな人が現れては消えるね!』と、TVと全く関係ない話をし始めます。

『お父ちゃん、それはお父ちゃんにしか見えんのよ。私には見えんの。わかる?』と問うと『あー、うんうん。』と言う。


挙げ句にまた、お茶をこぼし、私はまたお父ちゃんの着替えに掃除に洗濯です。


もう、私にはお父ちゃんの影も形もない他人の様なお父ちゃんにどう接していいか分からなくなりました。


無言のまま、夕方まで時間は過ぎていきます。


散々リビングで過ごしたお父ちゃんが疲れてきたのか『ちょっと寝る』と言い出したので寝かせます。


その15分後位…妹と姪っ子がやって来ました。


お父ちゃんに妹が話しかけます。

最近では見たこともないような笑顔で応えるお父ちゃん。

孫にも手を伸ばし、触れようとします。


傍らで見てる私。


日頃、介護に全然関わってない妹と姪っ子にはこんな顔するんだ。。。


『毎日一生懸命やってる私は…私は…』


妹と可愛い姪っ子の帰省は私もとても嬉しいです。

けど…複雑な気持ちな私がいるのも事実です。


まるでいいとこ取りされてるように感じるのです。

悲しいことに。

幻覚の酷いこと(-""-;)

こんにちは!

むぅです(*^-^*)


日に日にお父ちゃんの幻覚がひどくなっています。書き出したらきりがないので書きませんが、とにかく酷い。


手に力が入らなくなっているのか、お茶も再三こぼし、私の疲労はピークです。


1日何回着替え、シーツ交換、洗濯をやればいいのやら…。


私、思うんです。

やっぱ、自分らしい生き方が出来なくなった時(例えばお父ちゃんのような幻覚を見るとか、認知症とか)、本当に出てくるのは『本性』だな、と。


うちのお父ちゃんは、末っ子で甘やかされて育てられた。で、お母ちゃんにはDV。昔、お母ちゃんが婆ちゃんに少し愚痴をこぼした時、婆ちゃんは『夫の躾は妻次第。私には関係ない。』そう言われたらしい。


私から言わせたら、違うね、婆ちゃん。

あんたの育て方、間違いだよ。


まず、暴力を振るうこと自体いかんやろ。普通なら、セーブ出来るよう躾ていくやろ。

そして絶対にお礼を言わない事。これは子供の私の逆鱗にも触れるくらいやわ。


今日、ビッチョビチョのお父ちゃんを着替えさせてた時、真っ先に出た言葉…『あー、疲れた!』。


私の逆鱗に触れますわー。


『あのさ、いい大人がここまでしてもらっとって“有難う”の一言も言えんわけ?呆れるわ。』


と捨て台詞言って初めて『アリガト、アリガト』ですよ。


これはもう、小さな頃からのしつけがなってないとしか言いようがない。


私だって努力している。

自宅で看取るために、最大限の事を自分を犠牲にしてやっている。


それが、この扱い。

わたしゃシモベか💢💢

午前中はベッドで。

こんにちは!

むぅです(*^-^*)


書いてる途中で、記事を公開にしちまった私はバカ!(×_×)


昨日からお父ちゃんに『明日の午前中までに排便なかったら、浣腸しよう!』と言っていたのに、朝から『今日はリビングに行ききらんごたぁ…。』と言う。


むぅ…『いいよ。ここ(ベッドサイド)に色々持ってくるよ。その為にこのサイドテーブルもキャスター付きを買っとったんよ。持ってくるわ。』


そう言い、いそいそとサイドテーブルをベッドサイドに持っていき、嗽と顔拭き準備。お茶をセットしたところで朝食準備。医療用のバックレストがあれば簡単なんですが、ないので毛布&布団&クッションで背もたれ作成する。


朝食を食べ始めますが…今日はなかなか進みません。半分食べたところで『後は取っといて。後で食べる。』と言う。


背もたれがフワフワしてるんで、肺が固定されず、SpO2が乱高下(-""-;)硬めのクッションでなるべく固定を図る。


呼吸の荒さもやや気になる…。

肺のair入りは殆どなく、『これは苦しいよなぁ…。』と思う。


むぅ…『お父ちゃん、肺にあんまり空気が入りよらん。きつくないか?きつかったら、お尻からのお薬入れるから、言ってよ?』


お父ちゃん…『ん~。大丈夫。浣腸やろ?』


むぅ…『ん?浣腸?浣腸は午後から気分が良かったらしよう。それじゃなくて、楽になるお薬たい!』


お父ちゃん…『…?('_'?)』


ダーメだ、こりゃ。

その都度その都度言っていかなきゃダメだわ。


結局、午前中はお父ちゃん爆睡して、午後2時過ぎから浣腸をされ、体力を奪われ、またベッドに伏せっております💧


リンコデにアンペック使ってるから、そりゃー便秘になるわなぁ。

早目に対処してこれだから、絶対1週間とか待っとられんわ💦


今日のお父ちゃんは連日のアンペックの副作用での傾眠か、否かアンペックを今日はなるべく使わずにやってみよう。

非癌性疾患のターミナルって難しい‼


模索の多い介護生活だわい。