☆お父ちゃんと娘の闘病記☆

むぅの父親が石綿肺による間質性肺炎になりました。その他色々呼吸器合併症もあるかも…と精査中。病気の発覚から、現在の状態を記録として残そうと思います。

『専門』やら『認定』やら。


こんにちは。

むぅです(*^-^*)


今日は何となく真面目なお題で語りたいなと…(笑)


むぅは自己紹介でも言っているように、看護師をしています。

看護師は医者と違い、マルチに動けないといけません。自分の希望する『科』にも配属されないことが多々あります。

現に私も看護歴22年ですが、回った科は…内科、外科、整形外科、眼科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、小児科、精神科(混合病棟込み)です。


これから言えることは『看護師って意外に広く浅くしか医療について知らない』ということです。

もちろん、一生懸命に勉強されてある看護師さんはたくさんいます。

が、それ以上に惰性で業務をこなす看護しか出来ない、考えない看護師が多い…ということです。


私は、父親が石綿肺になり我が病院の呼吸器内科経験者に『石綿肺って間質性肺炎のじん肺にあたるんだよね?治療法ってあるの?ステロイドパルス、するの?どんな経過を辿ってる人が多いの?』と、何人もの看護師に尋ねました。

が、皆の答えは『間質性肺炎は分類が多くて難しいですよね…。石綿肺は良くわかりません。』でした。


仮にも『呼吸器専門病院』で名を売ってる病院の看護師がですよ?

この答え…。

私は呼吸器内科がある病院は初めてで、しかも小児科配属だったので、小児の病気しかこの時は分かりませんでした。


看護協会には『専門看護師』と『認定看護師』という、ある分野に特化して知識の高い看護師を育成する制度があります。高いお金を払い、時間をかけ、認定してもらうんです。


私の友人が乳ガンを患った時、治療の順番について友人は私に『むぅならどうする?』と聞いてきたことがありました。

外科の経験があった私は『ステージⅡで、腋窩リンパまで転移してるんやろ?私なら先にケモ(化学療法)する。OPで癌細胞が飛ぶリスクを最小限にしたい。で、OPだね。温存でもいいけど、私なら全摘する。』と答えました。

友人は『有難う。乳ガン専門看護師が友達にいるから、その人の意見も聞いてみる。』と言い、その時は話を終えました。


後日『何て言ってた?』と聞いたところ、『先生が勧められる方でやった方がいいんじゃない?』と言われたとのこと。


私は怒り心頭でした。


仮にも高いお金と時間を費やし、病棟の仕事は他スタッフにカバーしてもらい取得した『認定』『専門』看護師が、自分の専門性や特色も何も出せずに『先生の言った通りにしてみては?』だと?!そんな事、一般人でも言えるわっ‼(`Δ´)だから日本の看護師の地位は一向に上がらないんだ‼


そう思いました。

今では乳ガンを克服した友人に、『乳ガンを経験したあんただから出来るケアがあるんやない?認定看護師を目指してみたら?』と勧めています。


うちの病院の慢性呼吸器認定看護師に呼吸器疾患の講習を受けた時にも感じた『認定とはこの程度の伝達力しかないんか。情けない。テキスト読めば分かるわ。』という感情。


専門であり、認定受けた看護師でこれなんです。

一般の看護師なんて更に浅い知識しかないのは当然です。(頑張ってある方はもちろん除外!)


間質性肺炎という、難しい病気だからこそ私は呼吸器内科のある病院の看護師はより多くの知識を持ってないといけないと思いました。

今、重度心身障害者の病棟に配属され、間質性肺炎の患者さんにはまだ当たったことはありませんが、本を買い漁り、自分なりに勉強をして、分からないところは先生に聞いたり、難病センターに問い合わせたりし、なるべく多くの知識を得たいと奮闘しています。


私はここのブログ村の方達の方がよく勉強してあると感心させられました。

色んな型があるからこそ、ここでの情報共有って大切なんだな…。


そう思う、今日この頃です。


※※この記事はあくまでも私個人の意見です。※※

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