壊れていくお父ちゃんと希望。
こんにちは!
むぅです(*^-^*)
今日は結局、外出は出来ませんでした。
が!明日、行くかも…しれません(^^)
今日のお父ちゃんは、度々異常言動がみられました。
私はお父ちゃんと向かい合って食事をするんですが…。スープを飲んでる時に、お父ちゃんが不意に『むぅのところから、ピュッて水が飛んで来る。お前がスープ飲みよるけんなー。ま、一週間もすれば乾くけん、大丈夫やけどな!』と発言。
完璧に幻覚やな……(-""-;)……と、思いつつも『お父ちゃん。二酸化炭素が溜まりよるよー。ここからそこまでそんなに水とか飛ばせんし!』と否定してみた(^o^;)
お父ちゃん…『そうや?ま、乾くから大丈夫!』
むぅ…『そ。なら良かった。』←もう否定しなーい。
その他、ちょいちょい話の端々で『?』の連続でした。
夜になり、お父ちゃんは歯磨きトイレを済ませ、就寝しました。
が!1時間後覚醒。
ベッド上で急に足の運動をし始めました。
むぅ…『何しよると?』
お父ちゃん…『足の運動~。少しは動かさんとな!体がこわばる。』
すると、O2=2.5L/m供給してたとこに、突然の運動なんでSpO2=74%まで下がりますわね(×_×)すぐに6L/mへ上げ、SpO2が90%台に上がるまで運動を止めるよう伝えると、『先生も言いよったもんな。運動はしない方がいいって。』とポツリと言いました。
むぅ…『こんな風に突然酸素が下がるけん、先生的にはお勧めは出来んよ、そりゃ。』
お父ちゃん…『そやなぁ。でもな、Sちゃん(初孫、1歳)がランドセルからってるの、見たいもんなぁ。じいちゃんがおらんと可哀想やろうがぁ?ランドセルはじいちゃんが買ってやらな。Sちゃんのランドセル姿、見たいなぁ。』
むぅ…『そやねぇー。どうする?ランドセルが要らん所に行ったら!』
お父ちゃん…『(笑)宇宙にでも行かせるか!(^^)』
むぅ…『お父ちゃん、明日は晴れるらしいよ。たまには外出でもするか?』
お父ちゃん…『そやな。刺身、買いに行くか!でも、明日になったら、弱っとってりして(笑)明日、行くか決めよう。』
途中、切なくなり話をはぐらかしましたが…。異常言動があるなかでも可愛い初孫の事は忘れてないんだなぁ…と思うと、お父ちゃんの孫への愛情の深さを痛感しました。
日々、壊れていくお父ちゃん。
でも、心に焼き付いてる事もある。
明日、暖かいといいね、お父ちゃん。