こんにちは！

むぅです(*^-^*)

深夜だった私です。

深夜に入った早々、我が病棟に電話が…。

あまり電話が鳴ることのない病棟なので、真夜中に鳴り響く電話音にビックリする私💦

電話に出たら、お父ちゃんの病棟の看護師さんからで『むぅさんですか？お父さんが転倒され、唇を打ったようで出血しています。転倒した理由ですが、どうやら虫が見えたようで、それを追い払おうとして転倒したようです。今は落ち着いていますが、血ガスの結果PCO2が98へ上昇しています。意識障害が出たのかもしれません。申し訳ないんですが、離床センサーを付けさせて頂いてます。』

とのこと。

『申し訳ないです‼付けといて下さい‼様子、見に行った方がいいですか？あ、大丈夫です？じゃ、明日、仕事が終わり次第行きます！』と返答。

はぁ…(×_×)

お父ちゃーーーーーん(>_<)

毛虫、見えちゃったかぁ～。

幻覚、幻聴がきはじめたなぁ…(×_×)

仕事も気もそぞろになりながらも、ようやく終え、お父ちゃんの元へ。

……(-""-;)……

唇…ぷっ。どうやって転んだんよ～。

お父ちゃんの取説はめっちゃ難しく、本人を否定するようなことを言うと、適面受け入れ拒否してきます。

なので、幻聴、幻覚の自覚をどう説明しようか考えた挙げ句、『二酸化炭素のせいにしよ～(^^)』

そこでお父ちゃんに話を切り出します。

『お父ちゃん。夜中に毛虫がおったと？』

『おぅ！桜の木とかによくおる毛虫が部屋の中におったけん、バケツで追い出しよった。それがなかなか出ていかんったい。で、思いっきりバケツを振ったら転んだ！』

『お父ちゃん、毛虫さぁ、バケツで追い払いよったのに、なかなか出ていかんやったやろ？それってね、二酸化炭素が肺に溜まってるせいで【無いものが見えてしまう幻覚】なんよ。病気がさせとるけん、仕方ないけどね。昨日も頭の中がガチャガチャ音がするって言いよったやん？あれも二酸化炭素のせいで【聞こえるはずのない音が聞こえる幻聴】なんよ。これまた仕方ない。お父ちゃんが「あれ？これ、俺にしか見えんのかな？聞こえんのかな？」って変に思った時は、看護師さんに「あんた、アレ見える？聞こえる？」って尋ねてみて。聞こえん、見えんって言われたら幻聴、幻覚やけん、知らんぷりしとっていいけん。本物みたいに見えるもんね～、アレは。やけん、間違っても仕方ないけどさ。ま、そー思っとき！』

と言うと…

『ほぉ。アレは幻覚たい。頭の中の音も幻聴たいね。二酸化炭素め～‼』

『そーそー。お父ちゃんが悪いんじゃなくて、二酸化炭素が悪さしよると。やけん、見えたり聞こえたりするのは仕方ないけど、【あ、これは幻覚や。幻聴や。】って自覚できたらこっちの勝ちや。』

『うんうん。』

『ほいじゃ、また明日来るけん！お粗相しないで下さいな‼(^w^)』

と言って部屋を後にしました。

それとは別にN先生からも病状説明があり、意識障害と言えるのかは分からない。その理由として、自分がとった行動をきちんと覚えているから。これもじわじわPCO2が上がってるからかもしれませんが。D-dimerがあがっていたので、3月にCTを撮ってみます。血栓が無いか確認しますね。

今の段階では退院も外泊もかなりリスクが高いです。慎重に検討していかないと…。

だそうです。

私はリスクが高くても全然構わないんですけどね(^_^;)

まぁ、先生の心配してくれる気持ちも有難いですけど。

難しいなぁ。。。

やっちまったなぁ、お父ちゃん(×_×)