1回目の入院☆
入院日が決定した夜。
バタバタと入院用具を揃えます。
むぅ家は両親が離婚しているため、お父ちゃんは独り暮らし。
むぅは母親と暮らしています。
妹が一人いますが、転勤族の旦那さんに嫁いでいるため、今は離れた所に住んでいます。
よって、お父ちゃんのお世話は必然的、全面的に私がやらなくてはなりません‼
しかも、お父ちゃんは『間質性肺炎』という病気がどんなものか、まだよく分かっていないようで、逆に私が勤めている病院に入院し、毎日私と会えることが嬉しそうでもありました。
お父ちゃんはお母ちゃんへの当たりは強かったけど、私達姉妹へは愛情深く子煩悩なのです(笑)
40歳を過ぎた私でも『子供は子供』なんでしょう。
むぅの方は…怒涛の入院サポート生活が始まりました(T^T)
3交代勤務に加え、仕事が始まる前にはお父ちゃんに新聞を渡しがてら様子を見に行き、自分の病棟へ。
仕事が終わるとさっさと着替えて、またお父ちゃんの病棟へ。そこで面会時間が終わるまで一緒に過ごし、お父ちゃんの洗濯物をお父ちゃん家で洗濯し、帰宅!
あっという間に時間が過ぎていきます…(^_^;)
お父ちゃんは…というと。
入院翌日に採血&レントゲン。
週末をまたいでまた採血&レントゲン。
お父ちゃん担当のN先生からは驚きの検査結果を報告されるのでした。
『むぅさん!お父さん、入院しただけでまだ何も始めていないのに、レントゲンの所見が少しいいんですよ!採血のLDH(KL-6は保険点数の関係で数ヶ月に一度しか取れないので、LDHで炎症の具合を一緒にみていく)も下がっているんです。もしかしたら、肺活量が低いのは、やはり職業が関係しているのかも。もう少しみていきましょう!』と。
私的には『明日辺り、気管支鏡かなぁ。辛いやろうなぁ…。』と考えていただけに『へっ?入院しただけで改善傾向??(@_@)やっぱ、うちのお父ちゃん、変わっとるわ‼』と率直に思ってしまいました(笑)
と同時に、今後を見据え、労働基準監督署へも『石綿肺の労災申請の仕方について』を調べに行きました。
てか…お父ちゃん‼
あなた、じん肺手帳すら持ってないし~!
そっから申請かよ~!(T^T)
しかも、うちのお父ちゃん。
一人親方なんです。。。
これが意味すること…。
『めっちゃ労災が取りにくい‼』
『職歴を証明してくれる人がいない‼』←お父ちゃんの年齢層になると、元同僚が亡くなっていたり、所属していた会社が倒産していたりし、石綿に接触していたという事を誰も証明してくれない‼
さて。
胸膜プラークはあって、確実に石綿にさらされているのに、どう証明するか…。
困ったぞ~!(*_*)